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映画「キッズリターン」に学ぶ人生勝ち組になるコツ

キッズリターン

今回は「キッズリターン」を観たのでレビューします。

映画「キッズリターン」は、さすが北野武監督の作品とあって、ハチャメチャなのに深い人生の教訓のようなものを教えてくれます。

学生時代の懐かしさを味わいたい方や、人生に挫折したと落ち込んでいる方にぜひ観て頂きたい映画です!

ぜひ最後まで御覧ください。

映画「キッズリターン」は人生勝ち組と負け組のお話

人生勝ち組

さっそく、映画「キッズリターン」についてご紹介します。

  • 作品名:Kids Return
  • 公開:1996年
  • 監督:ビートたけし、 清水 浩
  • 出演: 金子賢、‎安藤政信‎、‎森本レオなど

ストーリー

北野武の監督作品6作目。 さまざまな青年たちが大人の世界に踏み込み、さまざまな現実に直面する模様を描く青春映画。

この映画は、まず登場人物のリアルな相関関係が面白いと思ったポイントです。

  1. 勉強はできないないが喧嘩が強く、何事もそつなくこなせるスクールカースト上位の主人公2人
  2. その2人の傘下たち
  3. 何事も努力が必要なスクールカースト下位の学生

で構成されています。

どこにでもある学生時代の相関関係ですが、社会人になるとその相関関係が変化していくことを経験しますよね。

映画を見ながら、思わず「この人今は調子に乗っているけど大人になるとだめだな」とか、「この人は今満たされない学生生活を送っているけど、頑張ればいい生活ができるから頑張れ」などと応援したくなります。

次に、映画の随所に使われている音楽がおすすめです。

北野映画の初期の音楽監督は久石譲さんで、北野監督と相性がばっちりです。

  • 学校の校舎の屋上で暇な時間を過ごしている場面で流れる虚しさを醸し出す音楽
  • ボクシングトレーニングで流れるリズム感ある音楽
  • ラストシーンが終わった瞬間に流れる拳銃音から始まるテンポのある音楽

どれも心が動かされます。

最後に北野監督の暖かい目線がお勧めです。

夢に破れた主人公たちに言わせるセリフに、北野監督自身の若者への現実の厳しさとそれで挫折した者たちへの暖かい目線が感じられ感動します。

運と努力と勘違いが人生を変える

分かれ道

この映画からは運・努力・勘違いが人生を大きく左右すると学べます。

主人公の2人は何事もそつなくこなせる器用さを持っています。

スクールカースト下位の学生が漫才の練習を校舎裏でしていると、主人公たちがいきなり割って入って彼らよりうまく漫才をやってしまいします。

主人公たちは自分たちに才能があることさえ、感じていません。

ですが、逆に下手な漫才をしていた学生たちは、もっと努力しようと考え、大人になって人気漫才師になってしまいます

また、主人公2人の舎弟たちが、兄貴分にあこがれて同じボクシングジムに入り、先輩たちに頭を叩かれながら練習をしていきます。

主人公がボクシングの夢破れた後、主人公より下手だった舎弟の一人は逆に日本チャンピオンになっています。

主人公は才能が有るので、同じジムの先輩に足を引っ張られボクシングの夢が破れますが、舎弟は才能がないので足を引っ張れることもなく、運よく日本チャンピンオンになれたのです。

悪の道を選んだ主人公の1人は運も才能も有りどんどん出世します。

ですが、悪い人同士の抗争の途中で、自分の立場に勘違いして、上の者に自分のほうが正しいと歯向かい、前に出すぎて、逆に破門されてしまいます。

このことからわたしは、人生は努力と運と勘違いで構成されていると教訓を得るに至りました。

ほとんどの人は才能がない

才能ない分努力を

私はこの映画を観てから、人生はほとんどの人が才能がない以上、まず努力が大切だと思い、自分のやりたい仕事のため日々努力をするようになりました。

人気漫才師になったスクールカースト下位の学生たちは、自分たちの才能のなさを自覚しながらそれでも努力し続け成功しました。

仕事でうまくいかないといつも彼らのことを思い出し、それでも努力しようという気持ちになっています。

運を引き寄せるため、人間関係を注意深く観察しようといつも生活するようになりました。

今この人は自分に厳しく当たっているけれど、そこから吸収できることはあるはずだと思い日々観察しています。

そして何より敵を作らないことに注意しています。

自分が知らないところで足を引っ張られるとことが現実にはありますから。

映画の中の主人公もジムの先輩が「君才能があるよ頑張って」と気軽に声をかけて接近しながら、徐々に邪魔をし始めますが、主人公はそのことに気づきませんでした。

気づいたころには取り返しのつかない状態になり夢破れたんです。

ネガティブかも知れませんが、最後にうまくいったことがあっても勘違いしないようにしています。

仕事で先輩よりうまくいき自分のほうが才能があると思っても前に出すぎないようにしています。

才能があっても出すぎれば打たれます

映画の見所は?

学校の屋上

この映画の魅力的な部分は、学生生活の無為な時間の経過が表現されているシーンです。

例えば主人公たちは校舎の屋上で暇そうにしています。

全体的な街の色合いがブルーで表現されるのですが、主人公とそのブルーが学生時代の何気なく時間が過ぎていく様子を思い起こさせます。

学生自体のこういった時間間隔は大人になればなるほど懐かしく感傷にひたれます。

なので学生時代の懐かしさを味わいたい人にまずこの映画をお勧めしたいです。

 

しかし一番お勧めしたいのは人生に挫折した人たちです。

主人公の2人は、夢破れ現在何もない生活をしていました。

偶然出会った2人は、懐かしさから高校時代の校舎に自転車で紛れ込んでこう言います。

「俺たち終わっちゃったのかなー」

それに対してもう一人の主人公は

「馬鹿野郎まだ始まってもいねえよ」

と返し、二人は笑って映画は終わります。

人生をうまくいかなくても、一生懸命生きていれば、不器用で挫折してもカッコ悪くはありません。

だから北野監督はラストで、

「お前ら現実は厳しいだろ、でもお前らかっこ悪くないはないよ」

と語りかけてくれる描写だと思っています。

人生に挫折しても自分はカッコ悪くはない、また頑張ろうと思い起こさせてくれるこの映画は本当に素晴らしいと思います。

ぜひ、あなたも子育てや家事の合間に見てもらって、勇気や元気をもらって欲しいと思います。